映画ガイドとしては役に立たないが、映画評論としてはかなり面白い本だと思う。さすが当代最高の知識人だけあって、映画と外世界(政治、歴史etc)との繋がりを教えてくれる。
ただこの人は映画を見過ぎているので「このシーンは○○の引用」なんてことのすぐ気づいてしまう。だからどうしても見る所が普通の人よりひねくれている。本書は「この映画の評価すべきところはそこじゃないだろ」とツッコミを入れながら読むべきだろう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
◇本:エッセイ・評論
- 感想投稿日 : 2011年12月27日
- 読了日 : 2011年12月27日
- 本棚登録日 : 2011年12月26日
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