「スターウォーズが大ヒットしたから」という理由で、ジェームズ・ボンドが宇宙に行くというトンデモ設定にが笑えます。そういや「燃えよドラゴン」のヒットを受けて「黄金中を持つ男」でカンフーアクションを取り入れたこともあり、そのときにウケてるものを日和見的に取り込んでしまうという節操のなさもこのシリーズも魅力なのかもしれません。
映画としては、まず冒頭のスカイダイビングのアクションシーンが素晴らしい。宇宙空間のシーンも、荒唐無稽ではありますが、なんだかんだで緊張感があって手に汗を握ってしまう感じで、悪くはなかったです。2作連続で登場するジョーズがキャラ変して、恋人といちゃいちゃしたり、ボンドたちを助けたりするのだけが意味不明でしたが、あとは大体定番通りのストーリー。潜入したジェームズ・ボンドがすぐに捕まるのもいつものパターンだし、捕えたジェームズ・ボンドをすぐに殺さずに作戦を見学させたりする敵ボスの悠長さが仇となるというのもいつものパターンではあります。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
◆映画:アクション・アドベンチャー
- 感想投稿日 : 2018年4月20日
- 読了日 : 2018年4月14日
- 本棚登録日 : 2018年4月14日
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