尖閣戦争――米中はさみ撃ちにあった日本(祥伝社新書223)

  • 祥伝社 (2010年10月30日発売)
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感想 : 10

右派論客の偏向対談と捉えてしまっては惜しい。米中が通じている節があることや尖閣は安保で守られないからくり、ODA中止と見せての中国への迂回融資とか正しい指摘です。でも、憂国の士の談論風発にすぎません。もう少し日本人も、本質に迫る研究をして、国際社会におけるアメリカや中国の行動のメカニズム、実例による実証、予測といった体系的な思考を見せて欲しいものです。いつまでも米中の手玉に取られ、むしり取られたくありません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2016年2月18日
読了日 : 2016年2月18日
本棚登録日 : 2016年2月18日

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