「クアトロ・ラガッツィ」は天正少年遣欧使節について知りたければこれを先ず読めというほどの重厚な傑作です。なので、これを読んでいると本作は安手のジュブナイルにしか思えませんでした。4人は知性高く武士の子として秩序だった行動をしていましたし、個々に目的があってローマに行ったわけではありません。ところで、活版印刷習得のために乗船した日本人はどうしたのでしょう?また、信長のミッションだったローマの鳥瞰図はいつの間に描き上げたのでしょう?気になりました。
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- 感想投稿日 : 2021年4月3日
- 読了日 : 2021年4月3日
- 本棚登録日 : 2021年4月3日
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