兄妹という設定が、まず感情移入せざるをえない。そんな個人的なことをもうひとつ付け加えるならば、アンコールワットがキーとして出てくる小説を、カンボジア旅行中に読む、という小さな偶然。まあメインの舞台はバリ、パリなんだけど。
で、アジアとヨーロッパ。2つの世界の違いを下敷きにしつつ、再生の物語としても自然に読めて、よかった。ヘロインのトリップ(?)中の描写はこわいなー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
島/旅
- 感想投稿日 : 2010年5月7日
- 読了日 : 2010年5月7日
- 本棚登録日 : 2010年5月7日
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