学校司書が主人公の物語。同業者としては「あるある」満載の業務日誌のようなお話。でも共感はできない。なぜなら個人の履歴を検索するのはNGだし、他人の心に異常に執着している主人公が怖いから。物にさわるとその持ち主の気持ちが感じられる、という「能力」にも違和感がある。そういう人は遠ざけたい。
高校生のビブリオバトルは楽しめた。それだけで1冊にしていいのでは?この作品は高校生を主人公にして、司書は脇役でいいと思う。前任者や元夫のエピソードも噂程度でいいのだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本作家た行
- 感想投稿日 : 2022年4月6日
- 読了日 : 2022年4月6日
- 本棚登録日 : 2022年4月6日
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