蜘蛛ですが、なにか? (7) (角川コミックス・エース)

  • KADOKAWA (2019年7月10日発売)
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本棚登録 : 295
感想 : 9

アラバから逃げて上位種の蜘蛛を倒して人間と戦闘。
相変わらず表紙が可愛い。

もう上位種が相手でも大して苦戦しないくらいに強く・・・。

ここに来て人間との戦闘。
同じ話が蜘蛛子側と人間側の2つの視点で別々に描かれている。
蜘蛛子視点だと、やっぱファンタジーの世界のモブ人間って非力なんだなぁって程度の印象なんだけど・・・。
人間視点だと、蜘蛛子の異常さがマジで超絶恐怖ヤバい。
ふざけてんの!?とでも言わんばかりのスキル数に、スキル未所持魔法を一から構築して使用してくるとか、最早災害レベル。
更にはファンタジー世界における魔物に対する数少ない人間のアドバンテージである戦術的な思考力が蜘蛛子にもあるという絶望的状況。
そりゃ逃げるしかないよ。

とはいえ、冒険者を助けたという記録が残ってるのだから戦闘を回避できる可能性も充分にあることが予想できるし、討伐が目的ではなかったのに、阿呆な部下が手を出したことによる壊滅状態。
自業自得でもあるんだよね。
無能な部下を持つと大変だね。



人間を殺してしまっても罪悪感がないのは、『オーバーロード』みたく感情の抑制機能が働いてるからだろうか?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年7月31日
読了日 : 2019年7月31日
本棚登録日 : 2019年7月31日

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