ふしぎ日本語ゼミナール (生活人新書 204)

著者 :
  • NHK出版 (2006年12月1日発売)
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本棚登録 : 143
感想 : 12
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本書の基本方針は、
『日頃使っていることばも、見返してみると「謎」がある』ということです。

例えば、'「一日おき」と「二十四時間おき」はどう違うのか’であったり、
'ステープラーの中に入っているものは?>針?芯?弾?’など。

また、あまり大きくは書かれていませんが、
『正しいか正しくないか、が重要ではなくて、通じるか通じないか、のほうが大切』
…という部分もポイント。


内容が身近なところから始まっていますし、
「これが正しい、こちらは誤り」という厳しい(?)スタンスではないので、
ことばに興味持ちはじめの人でも気楽に読める本だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 言語・日本語学
感想投稿日 : 2010年10月14日
読了日 : 2010年10月14日
本棚登録日 : 2010年10月14日

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