隠岐伝説殺人事件(下) (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (1990年10月31日発売)
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本棚登録 : 146
感想 : 3

ルポライターの浅見光彦は、長野・佐田教授らと共に後鳥羽上皇遺跡調査のため、隠岐中ノ島に来ていた。だがそこで、“血の字の崇り”があると話をしていた小野老人が溺死体となって発見された。その上、佐田も謎の怪死を遂げた―。時価数十億といわれる源氏絵巻は何処に。貴恵が五反田の邸で会った老執事と小野老人との関係は。事件は40数年前に遡り、そこに隠されていた意外な真相とは?後鳥羽上皇の怨念か、はたまた人々の欲望の所産なのか。さしもの怪事件も浅見の名推理によって、解決の糸口がみえ始めるが…。浅見光彦ミステリー完結編。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 内田康夫
感想投稿日 : 2016年3月6日
読了日 : 2016年2月29日
本棚登録日 : 2016年2月28日

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