東京の北への玄関口、上野駅に再開発計画があるという。地上300mの超高層ビル、不忍池地下の大駐車場。地元の下町では賛成派と反対派に意見が分かれていた。大林繭美はタウン誌を発行しながら、この愛すべき街を守ろうと忙しい毎日を送っていた。
ある日、ルポライター浅見光彦は軽井沢の作家から一通の奇妙な手紙を託された。そして、数日後、差出人は谷中霊園で「自殺」した。
情緒あふれる東京の下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー。
読書状況:読み終わった
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内田康夫
- 感想投稿日 : 2016年3月6日
- 読了日 : 2018年12月18日
- 本棚登録日 : 2016年2月18日
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