フォーチュン・クエスト〈3〉忘れられた村の忘れられたスープ 下 (角川文庫―スニーカー文庫)
- KADOKAWA (1990年8月1日発売)
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感想 : 11件
そうだ、これも昔読んだな。と、JBのド派手な登場で思い出した。
唐突なロールプレイングが始まるので、TRPGというのを嗜まないわたしは完全にジュン・ケイ目線で見ていた。ルーミィ扮するドーンが愛らしかった。
ただ、ドラゴンというのは孤独なものだね。シロちゃんもひとりぼっちだったし、JBもあんなにコボルトたちに囲まれているのに、とても孤独だった。しかも、シロちゃんはまだ子どもだけど、彼は親友を看取っている。それも、己の無知ゆえの死を。それはそれは悲嘆に暮れただろうと慮ってしまう。
しっかし、シロちゃんのおかげなのか、パーティ全体のラッキー値がそれこそバランス悪くバカ高い数値なのか、ほんとうにツイてる。でもこの冒険、パステルたちのレベル上がったっけ……。
ああ彼らは永遠にひよっこパーティなのだった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2023年11月7日
- 読了日 : 2023年11月7日
- 本棚登録日 : 2023年11月7日
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