家 Burrow―硝子の街にて〈4〉 (講談社X文庫―ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社 (1998年4月1日発売)
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感想 : 3
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再読です。
再読記録のインデックスもあるんですが、いかんせん初読の時があまりに昔で、思い出せないので(笑)

さて、4巻目の硝子の街シリーズ。
ノブが中心だった前3巻から、ちょっと拡大。
今度はシドニーサイドが絡んできますね。
二人の子供時代の遊び友達が絡んできます。
ああ、でも人種の坩堝のアメリカらしく、人種問題的な話も絡みはじめます。曽我部物産の芹沢太郎さんが初登場。彼もこの先レギュラー陣だし、とてもよい方。
しかし、なんだろうね。
苦渋を味わった人のほうが人間として器が大きくなるのは、そりゃあるんでしょう。でも、誰だって苦渋なんて味わいたくないんだけどねぇ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年4月8日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年4月8日

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