骨董通りの幽霊省

  • 竹書房 (2016年11月30日発売)
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本棚登録 : 131
感想 : 17
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表紙の絵に惹かれて図書館で借りた本。
児童向けの本ですが大人も楽しめます。
古びた建物の一角にひっそりと位置する「幽霊省」が、業務の実績がないことから存続を問われ、廃止の危機を脱するべく、小学生のバイトを雇って本物の幽霊探しを始めるが。。。
常にトボけていてほんわかした雰囲気の幽霊省の個性たっぷりな面々。なかなかするどい視点を持つがどことなくヌケてる(笑)小学生二人。彼らのかみ合っているようでかみ合っていない会話が面白い。
結末は、子供たちが読めば、おぉぉ~って感じなんだろうが、悲しいかな、大人たちは半分くらい読めば結末が予想できてしまう(笑)でも「幽霊省」という発想が新鮮で面白いと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年1月1日
読了日 : 2018年12月31日
本棚登録日 : 2018年12月8日

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