悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 (幻冬舎新書)

  • 幻冬舎 (2016年10月28日発売)
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感想 : 17
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ヨガやスピリチュアル界隈でも同様に散見される「あるある」について、よく分析されており、ヴィパッサナー瞑想合宿に参加したり、マインドフルネス・ブームを傍から眺めつつ抱いていた、なんとも表しがたい違和感の正体を掴むヒントが詰まっていた。プラユキ先生のチャート表は非常に良く出来ている。

瞑想の世界にも「瞑想難民」なんてことが言われているらしい。唯一無二の正しさを求めてようとしてしまう→言わば外的な何かに期待してしまう、もしくは逆に疑いから始まって拒絶で終わってしまうからなのかも。ある教え・やり方を信じ、それに従う、ということを「自己の責任において」決めるということが発端にない、という人は割と多いように思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 宗教
感想投稿日 : 2019年6月13日
読了日 : 2019年6月13日
本棚登録日 : 2019年6月13日

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