宵闇の契り: 桃華異聞 (幻冬舎ルチル文庫 い 1-6)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス (2009年1月19日発売)
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感想 : 10
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幼い頃の病で目は腫れ顔には赤黒く目立つ痣をもつ莉英は、兄・青林と共に、桃華郷に売られてくるが、容姿の醜さから下男として働いていた。
 桃華郷で、窯子の用心棒・大我と出会う。容姿は醜くとも、その心の清らかさをすぐに見抜く大我。
 兄・青林の死によって多額の借金を負い、店を追い出された莉英は男妓として生きていこうとする。そんな莉英に大我は心だけは誰にも売るなと約束させ、二人で桃華郷の頂点を目指す。

いいお話でした。

お互い相手のことを一番に思っているのに、気持ちがすれ違ってしまうって悲しいですね~。

二人がした約束に、二人ともが縛られてしまって、心を正直に見せることが出来なくなっているのも切ないです。

でもラストは幸せな二人で、よかった!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和泉桂
感想投稿日 : 2009年10月31日
読了日 : 2009年10月31日
本棚登録日 : 2009年10月31日

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