冒頭から心が鷲掴みにされました。たったひとつの嘘に対する自責の念と、罪悪感を持ちながらも攻めに対する恋情を止められない葛藤。読んでる側には攻めの気持ちが、確信できないまでも予測だけは出来るので、ぐるぐるしてる受がもどかしいやら切ないやらでヤラれました。受の心情を細やかに描写される著者の既刊「First Love」「満天星」がお気に入りですが、この作品もお気に入りに追加です。
読書状況:読み終わった
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神江真凪
- 感想投稿日 : 2010年5月9日
- 読了日 : 2010年5月9日
- 本棚登録日 : 2010年5月9日
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