臆病者の嘘 (二見書房 シャレード文庫 か 6-5)

著者 :
  • 二見書房 (2010年4月23日発売)
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本棚登録 : 82
感想 : 8
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冒頭から心が鷲掴みにされました。たったひとつの嘘に対する自責の念と、罪悪感を持ちながらも攻めに対する恋情を止められない葛藤。読んでる側には攻めの気持ちが、確信できないまでも予測だけは出来るので、ぐるぐるしてる受がもどかしいやら切ないやらでヤラれました。受の心情を細やかに描写される著者の既刊「First Love」「満天星」がお気に入りですが、この作品もお気に入りに追加です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 神江真凪
感想投稿日 : 2010年5月9日
読了日 : 2010年5月9日
本棚登録日 : 2010年5月9日

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