ハードな題材が佳野さんの静かな作風で描写され胸にズンと来た。てろを阻止しようとする警察官・自衛官たちを襲う羽生の作戦。よく知るキャラが犠牲になるという容赦ない描写はショックだった。時間軸が重なっているコーリングの裏側がこんなに緊迫した状態だったとは…。孤独を抱える信乃が痛々しかった。それでも、前を向き立ち上がった信乃に拍手!TJとの明るい未来が早く訪れますように。描き下ろしで信乃とTJの楽しげなひと時が読めて良かった。シキと圭吾の様子も垣間見れて嬉しい。帯の榎田尤利さんのキャッチも素敵だった!そして、最後まで語られなかったけれど、羽生は何を思い、何を目指していたのだろう。どうして壊れてしまったのだろう。気に入ってるキャラの一人だったのですごく気になる!彼の所業は許せないけど、彼の心情を知りたい。佳野さんの冬コミ新刊、羽生の話ってツイされてたような気がするんだけど…。違ったかな?記憶があやふや~
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
宮本佳野
- 感想投稿日 : 2011年12月22日
- 読了日 : 2011年12月22日
- 本棚登録日 : 2011年12月22日
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