火崎さん初読みです。光美の一人称で書かれていますが、25歳とは思えないような幼さがあり、思考も女々しくて好きになれませんでした。序盤にある光美が中学の頃のエピソードで、克巳の心情の予想がつくので、それをどんな展開で明らかにしていくのかがこのお話の肝のような気がしてたんですが、克巳の光美への行動は納得がいかず、そうなると終盤の告白が綺麗事にも言い訳にも思えてしまった。個人的にはイマイチ合わないお話でした。でも、あとがきの津村を交えた話は面白かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
火崎勇
- 感想投稿日 : 2011年5月26日
- 読了日 : 2011年5月26日
- 本棚登録日 : 2011年5月26日
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