アラベスク (2) 第一部 下巻 (白泉社文庫)

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  • 白泉社 (1994年12月1日発売)
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感想 : 11

この第二巻で心に残ったのは、まずキエフバレエ団のタチャーナ・タヤーキナの言葉。
「ノンナが最善をつくしてラーラに負けたのなら、それはそれでいいと思いますわ。
問題はそのあとですものね。苦境にたった時、どうそれをのりきるか…
そこで真のバレリーナになれるかなれないか決まるんですわ。」

それとユーリ・ミロノフの言葉。
「一度で完璧に踊れるということはおそろしいことだ。
なぜなら…そこまでだからだ。
一度で完璧には踊れないものは10回踊るとすれば10回努力する。
20回なら20回努力する、全力でね。
そしていつか要求したもの以上を踊ることになるんだ。
それはもうずっとつづく。
踊りつづけているかぎり。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ☆バレエ☆
感想投稿日 : 2018年3月31日
読了日 : 2016年7月23日
本棚登録日 : 2016年7月23日

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