嘘つきア-ニャの真っ赤な真実

著者 :
  • KADOKAWA (2001年7月1日発売)
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本棚登録 : 695
感想 : 107
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今まで多数の本を読んだけど初めて泣いたかも。マリへの別れのメッセージで、ヤスミンカが描いた絵にヤスミンカの姿がなかったが、それを見て、マリは「そうか、ヤースラの姿はすぐに目に浮かぶようだから、描かなくてもいいのか」というシーンで、少女達の強く切ない友情が、私の胸を熱くした。
自分の少女時代と比べようもなく、マリやヤスミンカは背景に背負うものが大きく、また人としても成熟しており、思いやりの心を持った少女たちだったんだなと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書
感想投稿日 : 2015年12月5日
読了日 : 2015年12月5日
本棚登録日 : 2015年12月5日

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