密度が薄いため、読みながら、どんどん評価がさがっていったのだが、ある時点で、考え直した。これは、この薄さとか、毎日の役にたたなさとか、そういうものを楽しむ姿勢を教えてもらう本なのだ、と考え直したのである。というのは、著者は変人で、読めもしない本を買っては、ながめている。何の役にも立たないという意味では、勝間和代などの対極に位置する。だとすれば、それはむしろ珍重すべきなのでは、と思ったのだ。なので、襟は正させてもらったが、やはり薄くて物足りない。もっと濃い味がすきなおれは、向いてない。""
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月6日
- 本棚登録日 : 2018年11月6日
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