妻たちの二・二六事件 (中公文庫 M 9)

著者 :
  • 中央公論新社 (1975年2月10日発売)
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「妻たちの二・二六事件」澤地久枝著、中公文庫、1975.02.10
255p ¥500 C1121 (2018.05.29読了)(2007.03.10購入)(1995.06.10/25刷)

【目次】
一九七一年夏
雪の別れ
男たちの退場
燃えつきたひと
花嫁人形 暗き陰翳
余燼の中で
秘められた喪章
母としての枷
西田はつ 聴き書き
生けるものの紡ぎ車
辛酸に耐えられよ
過去への旅 現在への旅
あとがき
解説  草柳大蔵

商品の説明(amazon)
若い青年将校たちの決起で始まった二、二六事件、彼らの若い妻たちは事件に対してどう思っていたのか、そして、事件後、どのような人生を歩んでいったのか・・・夫の「愛」が妻たちを束縛する・・・澤地久枝が文字通り足で歩いて検証したもう一つの二、二六事件。ノンフィクション作家としての澤地久枝の処女作。発表当時、非常な衝撃と感動を呼んだ作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本史
感想投稿日 : 2018年5月25日
読了日 : 2018年5月29日
本棚登録日 : 2018年5月25日

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