藤田騎手の本は「特別模範男」「競馬番長のぶっちゃけ話」に続く3冊目になります。
いままでと違っておちゃらけた文体でなく、物凄く真面目な内容となっています。
騎手としての立場から、競馬サークル内の立場から、ファンの目線にも立った立場から競馬界の危機に書かれています。
発売当初は前に2冊読んでいたんであんまり読む気がなかったんですが、一般書を含めても売れていたんで気になって手に取った次第でした。
藤田騎手には悪いけど、ここまで真面目な文を書けるのに驚いています。
しかも恐ろしいほどに自分が思っている競馬に対する考えと一致しているのもなんかすごく面白かったですね。
実績をあげている騎手だからこそ響くものがあるんだと思いました。
現在の競馬環境をホントに考えて書いているんでちょっとでも競馬に不満がある人はスゴクお奨めできる1冊です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
競馬
- 感想投稿日 : 2013年9月23日
- 読了日 : 2013年9月23日
- 本棚登録日 : 2013年9月17日
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