最初の方は非常に退屈だったが、途中から急に読むのがやめられなくなって一気に読破。
それなのに、結末はがっかりだった。
結末はいらなかったような気がする。
面白く読めたのは1度目の恋が破れた後のストーカー男の人生と振った女の結婚生活のそれぞれが事細かに描かれ出した辺りから。
逆に順風満帆に恋をしている時期(1度目の文通期と2度目の船旅期)の話は面白くなかったのだと思う。
逆境の中で試行錯誤、七転八倒している人の方が面白いってことだろうか。
特に心に残ったのは、女の夫が言った「結婚で一番大切なのは幸せではなく、安定」という内容。
納得したけど、賛同できない気持ちになる。
結婚ってつまんないもんなのかもなぁ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外国の小説
- 感想投稿日 : 2021年3月8日
- 読了日 : 2021年3月8日
- 本棚登録日 : 2021年3月8日
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