追いし、恋し (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社 (2011年12月2日発売)
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感想 : 4
4

評価高くないようだから、どきどきしながら読んだら
思っていたよりも好きなお話だった。
若干「それ、刷り込みだから。別の、女性好きになったのがいいよ」と
受に忠告したくなったけどw

受のことが好き好きすぎる攻が変態ぎみ……

一応読者への配慮なのか、攻の子どもじゃない可能性が高い、てのを
匂わせてはいるものの、子どもの存在は衝撃。
受が好き好き大好きな変態のクセに4年も音沙汰なしだった理由なのかな。
好きな子に似た女性に手を出すというところで、
かわい有美子さんの『いとし、いとしという心』をなんとなく連想。

今時の高校生らしからぬすれてなくて古風な受が可愛かった!
「兄上」と呼ぶところにもすごく萌える!
ろむこさんの、特に犬耳のイラストも素敵だった。

「血が繋がらなくても家族」で、4人みんな仲良く暮らせばいいよ!と思う。
おまけの番外編で曾孫ににやけるじいさんとか、読みたかったなーw

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自腹本(文庫)
感想投稿日 : 2012年11月8日
読了日 : 2012年11月8日
本棚登録日 : 2012年11月8日

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