今年は積読本を消化する年!だいぶ前に購入して途中まで読んだ法月さんの本が今年の1冊め。
「雪密室」と「頼子のために」を読んでからでないと法月さん(主人公)の気持ちについていけないかも。と言うのも、ミステリーなので"誰が犯人でどういう方法を使ったか"と同じくらい"過去の事件から生じた法月さんの探偵(・小説家)としての苦悩"に焦点が当たった作品だから。
後者の決着の付け方が良かった。自分を美化したり正当化したりするのではなくて"これからの事件との関わり方によって自分が試されてるんだ"という箇所が良かった。
最近色んなものを引きずりながら生きている感じがするよ。良いものもあんまり見たくないものもね。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年1月8日
- 読了日 : 2024年1月5日
- 本棚登録日 : 2024年1月4日
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