『7カ国語をモノにした人の勉強法』の続編に当たる本です.
上記の本と同様,とても読みやすく,また,今回も極めて正論が展開されている印象が強かったです.
書かれている具体的な勉強方法は,大変参考になります.
また,数ある外国語の中でも,英語に対してだけは日本人が“特別視”している風な雰囲気があるとの指摘も,非常に説得力のあるものでした.
“英語が出来ない教師を英語教育の現場から排除していく必要がある”,“しかし,そもそもそこまで英語の教育にのみ力を注ぐ必要があるのか”…僕自身そのように感じていますが,似たような意見が最終章に記されていました.古文・漢文ももっと学ぶべきという意見にも賛同です.
読み手によっては,少し過激な意見が一部含まれているように思えるかもしれませんが,僕自身は,本書の内容は(実践法も含め)当を得たことであると感じました.
読んで良かったです.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2016年9月22日
- 読了日 : 2016年9月22日
- 本棚登録日 : 2016年9月22日
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