同行二人松下幸之助と歩む旅

著者 :
  • PHP研究所 (2008年3月25日発売)
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感想 : 7
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戦後の日本政治経済史を俯瞰的に勉強してきても個々の経済人について、勉強してこなかった。
そんな中で、「松下幸之助」について一冊読んでみた。
そしたら、時間を忘れ読破することができた。

読んでみて
・松下幸之助の幼少のころの辛い原点を踏まえなければ、その後の経営者としての人生は語れないということ。
・本人の辛い原体験「闇」の部分には、十分に迫りきれていないものの(しかし、それで良い)そういった負の体験が、とことん前を向く力に変わることになり間違えなく、多くの日本人を鼓舞し、日本の産業発展に繋がったこと。
・戦前から戦後の電気産業の発展が「松下電気」というフィルターを通じて俯瞰できたこと。
が感想である。

引き続き、経済人の伝記を読破したい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2015年7月26日
読了日 : 2015年7月26日
本棚登録日 : 2015年7月26日

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