学校は何のために存在するのか?→子供たちが「社会の中でよりよく生きていけるようにするため」にある。だからこそ子供たちに「自ら考え、自ら判断し、自ら決定し、自ら行動する資質」すなわち「自律」する力を身につけさせる必要がある。これは工藤先生が、これまでの著書の中で一貫しておっしゃっていたこと。ここまでは私も同じような事を思っていた。しかし、「学校は民主主義の土台を作る場」と言う発想はなかった。この先に言えるのは、学校とは「平和教育のためにある」と続く。哲学的な話になり、初めて耳にするような言葉が飛び交っていて新鮮であった。また、あらためて民主主義について考えさせられるいい機会となった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
教育
- 感想投稿日 : 2022年10月23日
- 読了日 : 2022年10月23日
- 本棚登録日 : 2022年10月23日
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