冬晴れが続いたある日、ふと読みたくなって、ぎゅうぎゅうの本棚から引っ張りだした。
いつだったか、伊坂さん目当てで購入したんだった。
・弓投げの崖を見てはいけない / 道尾秀介
久々の道尾さんの作品だったけれど、やっぱりさすが…!物語の構成が秀逸、ラストはわたしの頭では処理しきれなかったので、グー〇ル先生の力をかりました。文句なしの★★★★★
・浜田青年ホントスカ / 伊坂幸太郎
この本を買ってからだいぶ時間が経ってしまったから、別作品ですでに読了していた作品。でもたぶん、そこには道尾さんの作品の描写部分は載っていなかったと思う。伊坂さんの作品ではよく、登場人物がリンクしているけれど、こうして、ほかの作家さんの作品ともリンクしていると、なんというか、彼の人柄も伝わってきてほっこりする。これまた★★★★★
・不可能犯罪係自身の事件 / 大山誠一郎
ちょっと無理やりすぎない??動機もなんとなく腑に落ちない…お金持ち特有の性格であるとか、博士の出で立ちや話し方がステレオタイプで、個人的には★☆☆☆☆
・大黒天 / 福田栄一
初めての作家さん!短編の中にぎゅぎゅっと中身が詰まっていた印象で、サクサクと進む展開はとても面白かったです◎こういうふうに、面白い作品に出会えた時、アンソロジーの素晴らしさを感じます。★★★★☆
・Gカップ・フェイント / 伯方雪日
登場人物の誰一人好きになることができず、格闘技にも疎い、台座のイメージがうまくできない、等々。
こんなやりとりする親子っているのかな?登場人物の言葉遣いや文体も合わず、★☆☆☆☆
皆さん仰っている通り、ダントツで伊坂さん、そして、道尾さんでした。
続編も読もうかなと思ってチェックしてたけど、それはまた別の機会に…
- 感想投稿日 : 2019年2月6日
- 読了日 : 2019年2月3日
- 本棚登録日 : 2014年12月3日
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