読みやすさにステータス全振りした入門書。
「易しい」という点において好き嫌いはあるかもしれない。
個人的に読みやすさも本の質と思っているので満足である。
ルサンチマン、奴隷道徳:不自然な価値観。
架空の価値観によって現実の歪曲解釈をしない。
永劫回帰:いつか必ず無価値になる未来、時間の対比
大いなる正午、力への意志:影が消える世界。
善悪の価値観からの解放。生を肯定して楽しみながら生きる。自分の人生を肯定し、もう一度同じ人生を繰り返したいと思えるほどの自己肯定。
世の中はラベルで溢れている。
わたしたちの心を捉えて離さない言葉が。
常識という名の価値観はどんなに美しく正しく思えても私の実在を脅かすならば触れなくて良い。
わたしは私の幸福を、自らの意志でわたしの生を肯定する。
あなたにはあなたの、わたしには私の正午があるのだから。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年2月15日
- 読了日 : 2022年2月15日
- 本棚登録日 : 2022年2月15日
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