日本神話ファンタジーの世界を堪能!という感じ。
村娘の生活からは考えられない程、とても壮大な物語へ。
とっても容姿端麗な月代王の目に止まって宮に上がるという展開、夢があって、最初の掴みとしてとっても良いのではないでしょうか笑
ロマンスがあるのは読んでいていて楽しい。
狭也が感情的(直進的?)で、巫女として、主人公として、なんだか頼りないように感じていたけれど、後半には良くも悪くもそれが人間らしく、またそれが狭也なんだと思えた。
日本神話を基にしているだけあって、自然と共に生きること、八百万の神々がいるということや死生観等々、日本特有の考え方、精神が描かれている。
心が和むし、現代ではなかなか感じることは難しいけれど、そういう考え方は尊いよなあ。
最後は急速&少しだけ無理やりな気もしたけど楽しめた!
(欲を言えば、2人が結ばれてからの様子をもう少し見たかった!)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年1月26日
- 読了日 : 2014年3月25日
- 本棚登録日 : 2014年3月25日
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