アクティブラーニングを部活になぞらえて語っていく様が興味深かった。部活は特別課外活動の一つであるから、それがアクティブラーニングに近いものであるという考え方は決して真新しいものではないのだが、子どもが自主的に、自らの成長に対して探求的に活動していくという曖昧な一点においての理解しかなかったことに気付く。本を読むと、自分の理解がいかに浅く、いかに知らないかを知れる。ソクラテスの無知の知、ここに極まれり。アクティブラーニングの授業のあり方と、部活指導を並行に語り、なおそれに説得力があった。それがうまくいくのかは実践を通さないと検証できないが、論理的ではある。中途半端が一番良くないこともよく分かった。
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- 感想投稿日 : 2017年12月4日
- 読了日 : 2017年12月1日
- 本棚登録日 : 2017年12月1日
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