成人式の後、親友と行ったスナックの名前が "青い鳥" だった。
ザ・タイガースが歌った幸福を運ぶ鳥が "青い鳥" だった。
"青い鳥"ってどんな話か覚えていなかったので、青い鳥文庫で読んでみた。
チルチルとミチルが青い鳥を探しに行く。
幸せとは何かを巡る、大いなる秘密をあばきたてるのが "青い鳥"。
色が青い鳥は沢山いるけど、本物の "青い鳥" は一匹しかいない。
いろんな所を探し回ったが見つけられない。
なぜなら、いつもいるのにさっぱり見えていなかった家の中にいたから。
青い鳥って、物事の本質がわからない人には見つけられない。
多くの人達は「贅沢」が「幸福」だと勘違いしてしまう。
幸福の館で贅沢三昧の人達の描写が出てくる場面では「贅沢」に酔いしれている人達が「不幸」に見えた。
この本を読んで、私も小さな "青い鳥" を見つけました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説 - 外国
- 感想投稿日 : 2021年5月29日
- 読了日 : 2021年5月29日
- 本棚登録日 : 2020年9月9日
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