益田ミリさんは、朝日新聞にコラムを書いているので知っていますが、本という形で接するのは初めてです。
奥ゆかしさと、気を使いすぎで生真面目な感じがじわ~っと伝わってきました。
いろんな言葉について益田さんが感じていることに共感できる部分が多く、こだわりが良く分かります。
例えば、「おばさん」という言葉、頭の中では「おばさん」と認識していても確かに言えないですよね。
「パンツ」や「ボトムス」も言えません。「ズボン」で通じているうちは言う必要も感じないと思います。
この本には出てこなかったけど「デニム」も言ったことはありません。
最近は「ジーパン」のことを「デニムパンツ」と言ったりするようですが、女性用のように聞こえてピンとこないです。
相手によって言わない方が良いという言葉もあるけど、この本で取り上げられた言葉の大部分は(言おうと思えば)言えます。
私が言えないのは、自分のことを示す「僕」「わし」「おいら」という言葉。
「俺」も外では言わないけど、家の中では普通に使っています。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
*益田ミリ
- 感想投稿日 : 2020年11月19日
- 読了日 : 2020年11月19日
- 本棚登録日 : 2020年10月24日
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