星の王子さま (文春文庫 サ 9-1)

  • 文藝春秋 (2019年5月9日発売)
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感想 : 70
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文春版(倉橋由美子さん訳)も読みやすそうだったので比較用に読んでみることにしました。

最初の部分で新潮と文春を読み比べてみて、新潮をメインに読み進めることにしたので文春版はサブです(^-^)
選択ポイントは、「僕(新潮)」と「私(文春)」の違いでしたが、新潮版の方がくだけた感じがありました。

「新潮」と「文春」の順で、少しだけ訳の違いを挙げてみると、
「子ども」と「子供」、「ぼろきれの人形」と「ぬいぐるみ」、「物売り」と「販売員」、「ほんとうだね」と「そのとおりだ」など。

星の王子さまは全部で27の話でできていたので、言い回しの違いを楽しみながら1話づつ交互に読みました。

原典ではどう書かれていたのか気になりますよね。
フランス語なので(英語でも)読めないのでわかりようがありませんが、、、

翻訳の違いで雰囲気が少し変わることが体験できたことは予期せぬ収穫でした。
その時の気分や読む年齢などで好みは変わりそうなので、一概にどちらがいいとは決めつけられないとも感じました。
今回は、両方読んでみてよかったです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説 - 外国
感想投稿日 : 2020年10月1日
読了日 : 2020年10月1日
本棚登録日 : 2020年8月30日

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