妙な線路大研究 東京篇 (じっぴコンパクト新書)

著者 :
  • 実業之日本社 (2020年11月30日発売)
3.33
  • (2)
  • (16)
  • (15)
  • (5)
  • (1)
本棚登録 : 146
感想 : 19
3

表紙の路線図がモロ最寄り駅だったので、思わず手に取りました。

本書で取り上げられ表紙にもなった不思議な駅は東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の「堀切」です。
駅は荒川の土手にへばりつくように造られています。
「なぜ、こんな所に駅が?」と不思議に思っている人はきっと多いでしょう。
しかも、この「堀切」駅は足立区にあります。
葛飾区の堀切は、荒川を渡った向こう側です。
本書を読んで、その理由がわかりました。

その他、
・なぜ東中野~立川の中央線はまっすぐなのか?(JRの章)
・なぜ青山通りを銀座線と半蔵門線が並走するのか?(地下鉄の章)
・なぜ東武と京成の都心の線形はY字なのか?(私鉄の章)

など、これまでなんとなく疑問に思っていたことにも触れられていました。
大阪篇とか出ても私はきっと読まないので、東京の電車を利用している人向けの本ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 趣味・実用
感想投稿日 : 2021年7月31日
読了日 : 2021年7月31日
本棚登録日 : 2021年3月29日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする