先生、シマリスがヘビの頭をかじっています! 「鳥取環境大学」の森の人間動物行動学

著者 :
  • 築地書館 (2008年10月2日発売)
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感想 : 107
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鳥取環境大学の小林先生の本でシリーズ2作目。
今年中に残り16作全部読みたい。
2カ月で3冊のペースならクリアできるので一応年内読破を目標にしておく。

"人間と自然の精神的つながりの理解" というテーマのもとに書かれているらしいが、そんなことは気にせず気楽に読むことにする。

本書の最初の2つは、
・田んぼの稲を食い荒らし、あぜ道を掘り起こしグチャグチャにするイノシシを捕獲する計画。
・駅前の緑地広場に池と小さい丘を作ってヤギを放牧する計画。
だが、どちらも計画失敗!そんなもんだ。
世の中、そう簡単に自分の思いどおりにいかないようにできているのだ。

小林先生、イモリやドジョウにまで名前をつけている。
我が家にはグッピーがいるが、名前はつけていない。
そこまで愛着を増しちゃうと、死んだときの悲しさも増してしまうから。
不思議なことに、植物に名前を付けて育てている人には会ったことがない。
こんなことを考えながら読んでいるということは、
無視したはずの "人間と自然の精神的つながりの理解" というテーマにどっぷり浸かっているのかなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: *小林朋道
感想投稿日 : 2023年2月18日
読了日 : 2023年2月18日
本棚登録日 : 2023年1月26日

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