平安あや解き草紙 ~その後宮、百花繚乱にて~ (集英社オレンジ文庫)

著者 :
  • 集英社 (2019年8月21日発売)
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本棚登録 : 257
感想 : 22
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伊子と嵩耶と帝の関係の行く末はまだ見えないながらも、宮廷で起こる日々の小さな事件はテンポよく、読みやすい。謎解きとしては然程考え込むものではないが、だからこそ伊子の閃きと、ちょっとした勘違いにふふっと笑えて気軽に楽しめるシリーズ。
3つ目のエピソードに出てきた、つぶれた油虫を見るような、という表現はまさにその顔が浮かぶようで秀逸であった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年1月3日
読了日 : 2021年1月3日
本棚登録日 : 2020年12月26日

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