何か読みたいけど思いつかない。困ったときの有吉佐和子。
昭和40年頃の東京。
赤線が廃止され、婦人誌にも性についての記事が掲載されるようになった時代。妻は家で夫の帰りを待つのが当たり前の時代。
大手商社の宣伝部に勤めるデザイナーの浅井は、印刷会社社長である小柳老人とよく飲み歩いていた。ある時は新宿のヌードスタジオ、定番は銀座のクラブ。結婚15年の妻が家にいながらも、過去に2度浮気し、再び銀座のクラブの女マチ子と恋仲になる。
ついにマチ子は田舎の清水で出産。浅井も1泊の箱根旅行と妻の道子に嘘をつき、娘の顔を見に行く。【下巻へ】
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2020年8月7日
- 読了日 : 2020年8月7日
- 本棚登録日 : 2020年8月7日
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