秋葉原が舞台のコミカルなミステリー。
ヒロインの季穂が足だけの幽霊として東京の田舎の村で目覚めるところから始まる。
顔はいいが頭は悪め、霊感ありの警察官、向谷と同じく警察官でキモオタ風だが頭の切れる権田(霊感なし)のコンビが『足子さん』こと季穂に何があったのかを捜査する。
サブカルチャーの街、秋葉原ならではのアニメやメイドに関する事件も捜査しながら少しずつ季穂の死の真相、抱えていた悩みが明かされていく。
足だけでなんとか向谷&権田とコミュニケーションを取ろうと奮闘したり、向谷と権田の漫才のようなやりとりが面白かった。
コメディのようで、季穂の死の真相については物悲しい展開で、読み応えがあった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年4月15日
- 読了日 : 2023年4月15日
- 本棚登録日 : 2023年4月15日
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