息子に障がいがあると知って、最初のころに出会いました。知りたい情報が、全体的に網羅されており、とても役に立った本です。
この本を頼りに、子どもの状態を見つめたり、自分の今の受容度合い(立ち位置)を確認したり、複数の療育方法やアプローチなどを知り、それから個別のアプローチをネットで探したり、深く学んだり...多方面で知りたかった情報が、整理され網羅されていました。
早めに出会ったことで、自分の中で混乱する時期が少なく済んだように、今振り返ってみて思います。障がい児療育・自閉症...という言葉に出会ってから、私にとって、まるで羅針盤・地図...のような役割を果たした本でした。
手元で愛読した時期から8年ほど経ていますので、療育論など今の流れは、自分で学ぶなりして補う必要があるかもしれませんが、基本的な知識としては、必要充分な内容と情報だと思います。
新しく自閉症・発達障がい...という概念を学ばねばならない立場の保護者へ、強くお勧めしますし、早い時期に、この本に出会えることを、心から祈ります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子育て・療育
- 感想投稿日 : 2011年5月17日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年5月17日
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