完璧に取り組めた訳ではないけれど、
何度も何度もくり返し読み、本当に助けられた本。
思春期真っ只中で、急激に二次障害を発症し、不登校になり、
少しずつ自己破壊的な行動が増していく我が子に
どう対応したら良いのか...。
鬱や発達障がい、思春期系の本には「医療機関にかかりつける」とありますが
数か月先の予約しか取れないという現実。
身長も体格も、二回り以上大きな我が子が、怒りに震える様子は、
情けないですが正直、恐ろしくて、たまらない心境だった、当時の自分。
その奥にある、素の本人へ「コンプリメント」の言葉は
一滴、一滴の水(心の栄養)となり蓄えられていく...。
「親としての心構え」と、「具体的な方法・技術」の両方が書かれています。
サポートするって、こういうことだったのか!と目からウロコの体験。
とにかく今日一日、家庭内で一緒に暮らしていく覚悟が得られる内容です。
しかも、前向きに。
気が付けば、それなりに笑顔が戻り、コミュニケーションも復活。
親が過剰な期待さえ手放せば、本当に穏やかな日々です。
心より、感謝しています。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子育て・療育
- 感想投稿日 : 2019年1月22日
- 読了日 : 2018年8月22日
- 本棚登録日 : 2018年8月22日
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