ゲルマニウムの夜

著者 :
  • 文藝春秋 (1998年9月1日発売)
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本棚登録 : 558
感想 : 74
3

表紙がエグイ。
内容もエグイ。

嗚呼、でも読み進むのが少しも苦ではないのはどうして。

伝えたいことだの、本質だのよりも。

精液や糞尿や腐乱死体や、一切合切のものの匂いがしてきそう。
活字と活字の間から。
読んでいる自分の表情が歪むのがよくわかりました。

読むのを休むために、本を閉じると表紙の異形と目が合う。
と思ったら目がない。
ぎゃー。

痛い痛い痛い、やめてー、と心が叫びます。
とても。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説【他】
感想投稿日 : 2009年5月18日
読了日 : 2009年5月18日
本棚登録日 : 2009年5月18日

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