小さなオコジョが主人公のシリーズの、一冊。
これは「春」版で、仲良しのクマさんが冬眠から目覚めてくれるようにと、春の花を摘みに行く話。
表紙からして春の花があふれんばかりで、全ページに色とりどりの花が登場する。
旅に出てやっとみつけた花畑が見開きで出てくる場面は、特に綺麗だ。
ミツバチさんたちのおかげでなかなか花畑には入れないが、ハチミツを分けてもらうことが出来る。
うーん、ハチミツの方が明らかに貴重なはずだが・・
クマさんへの贈り物ということでまぁ良しとしよう。
旅先で知り合う親切な女の子や、草原の中を走る可愛い汽車、クマさんとの再会。
はじめから終わりまで、綺麗な色で締めくくられる。
春になるとオコジョの毛色が変わることにも、子供たちが驚くだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
絵本・春
- 感想投稿日 : 2012年2月16日
- 読了日 : 2012年2月16日
- 本棚登録日 : 2012年2月16日
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