恋愛の解体と北区の滅亡

著者 :
  • 講談社 (2006年6月30日発売)
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本棚登録 : 166
感想 : 27
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ちょうどこれを読んでいる時に、友人の自主映画の撮影の手伝いをしていて、宇宙人が五反田にやってくるという噂が流れるという物語だったので偶然かっ!と、嬉しくなった。
主人公の思考が最初の目的からだんだん逸脱していく前田氏のワザは健在だった。
宇宙人って、心理学でいう何かの例えなのかなぁと最後まで考えていたけど、分からなかった。考え過ぎちゃったよ。
五反田団行くときって、いつも大崎から行っていたから、この前初めて帰り道五反田のほうを歩いたら、駅までの道のりに小説にあるような(?)お店や客引きが実際あって、引いた。

「ファナモ」のほうは、彼氏がウンコっていうのを「ファナモ」って呼び方変えただけなのかと思っていた。
他の方のレビューを見たら、成分自体を変化させたみたいだった。
これが「男前力(りょく)」なのか、すごいな・・・。
そういえば、ウンコの臭いをバラの香りに変えるサプリメントとかあったけど、それが「ファナモ」の前進みたいなものなのかな。
そのうち「ファナモ」が実現しそうだな。と、思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2013年10月20日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年10月20日

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