猫: クラフト・エヴィング商會プレゼンツ

  • 中央公論新社 (2004年7月1日発売)
3.27
  • (10)
  • (14)
  • (52)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 200
感想 : 21
4

"お軽"を"お経"と空目した事実が、結末で不思議な花をつけたかのような思い(有馬頼義「お軽はらきり」を読んで想う)。他にも珠玉の短編が続く…それにつけても、猫が死んでいる様というのは、その様子を淡々と文字で綴ってあるだけでも、どうしてこんなに悲しく寂しげなものなのか。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文章読んで喜怒哀楽 (小説・物語・エッセイほか)
感想投稿日 : 2013年2月12日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年2月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする