"お軽"を"お経"と空目した事実が、結末で不思議な花をつけたかのような思い(有馬頼義「お軽はらきり」を読んで想う)。他にも珠玉の短編が続く…それにつけても、猫が死んでいる様というのは、その様子を淡々と文字で綴ってあるだけでも、どうしてこんなに悲しく寂しげなものなのか。
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カテゴリ:
文章読んで喜怒哀楽 (小説・物語・エッセイほか)
- 感想投稿日 : 2013年2月12日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年2月12日
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