新書なので、優しい憲法の入門書かな、久しぶりに憲法について勉強してみようかな、などと思って買って読み始めてみたら、意外に難しい!しかし、読み応えのある本だなあと思いました。
昨今の憲法改正議論のおかしさがわかった気がします。憲法上、新しい人権を位置付けても、具体的な法律がなければ意味がないし、逆に現行憲法で法律を定めるならあえて憲法改正は必要ないのではないか・・・なるほど。
なぜ憲法の改正が、法律の改正よりも難しいようにできているのか(いわゆる硬性憲法)についての議論も興味深かった。
来年あたり、もう一度、読み返してみたいです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
法律学
- 感想投稿日 : 2016年9月11日
- 読了日 : 2016年9月11日
- 本棚登録日 : 2016年9月11日
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