三代将軍家光の正室「本理院」の実弟、鷹司松平信平の活躍を描く時代小説も九巻目。
今回は切った張ったの無い「天下の茶碗」という話が特に面白い。
二代秀忠期まで所持を禁じられていた「新田岸部」作の茶器を巡る騒動で、買えば数万両もする茶器と、信平が偶然一両で買い求めた贋作が絡んできて事態は思わぬ方向へ…他三編。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年7月20日
- 読了日 : 2014年7月20日
- 本棚登録日 : 2014年7月20日
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