星に関するエッセイや句が収録されている。時代背景は戦前の様子である。文学が現代よりも隆盛した時代だと実感する。なぜなら語彙が豊富だからだ。たとえば、「10月の夜明けに、すばる星が西に入る時に吹く風」に、「ほしのいりごち」という名前がついている。このように自然現象に言葉を与える感覚をとても羨ましく思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年1月21日
- 読了日 : 2022年1月19日
- 本棚登録日 : 2022年1月10日
みんなの感想をみる